今回のDVDの収録のために新潟に行ったのは、11月初旬でした。
ロケから2ヶ月で発売したことになります。
(忙しかった訳です)
現地の情報とサポートは新潟のチーム・ゼロの面々に
お願いしました。あらためて御礼申し上げます。

ロケは2日間。1日目の午前10時過ぎに
新潟空港で集合し、昼過ぎに撮影をスタートしました。
今回は、
永易さんは教え役で、教わるのが福原さん(フリーダムイースト)。
福原さんには、釣り場の状況がほとんど分からないところから
釣りをスタートしてもらいました。
大変クセのある釣り場だということは、過去2回ここで釣りをした
永易さんからは聞いていました。
福原さんに一から攻略してもらい、
永易さんがそれを助けるという
シナリオ(書いてないけど・笑)です。
■撮影は順調出演者のご協力で、撮影は順調に進みました。
ただ、福原さんがたった数投で
チヌを釣ってしまったのには、
慌てました。まだ釣れないだろうと、カメラが追っていなかったので、
ウキの動きが撮れていないという失敗をしてしまいました。

釣りの方は、
DVDをご覧いただくと判るとおり、紆余曲折がありました。
最初は調子よく釣れていたのが、だんだん食いが渋くなってしまい、
福原さんも打つ手なしという所で、ちょっとだけ
永易さんに交代しました。
そこで、実技で攻略のコツを伝授されて、再び竿は福原さんの手に。
それから2投目で福原さんは、また
チヌを釣ることができました。
■釣り場のクセ映像を編集しながら非常に心配になったことがあります。
今回の釣りは、ダンゴを全力で締める画がありません。
ダンゴの水分も、
永易流にしては「ぐにゃぐにゃ」な状態です。
冬配合ということで、アミエビの量も多いです。
全て、この釣り場のクセに、釣りを合わせて行った結果
そうなったものであるとして見て欲しいと思います。
其の壱を見ずに、其の弐を見てしまった人、特に
永易流の
基本についてご存知無い方が、「これでいいんだ」と思ってし
まわないか、心配なのです。
正直「あんなダンゴ」では釣りにならない釣り場が多いのは
私の少ない経験でも判ります。
あくまでも基本は「締め」です。
「パサをがっつり」です。
■握れなければ割ることもできない福原さんは、今回生徒役で登場していますが、
永易流入門6年目です。
私と同時に入門し、二人で「ダンゴの締め」を練習してきました。
元々の釣りセンスもあり、すっかり力の差がついてしまった感がありますが、
それはダンゴの締めについても同じです。
ロケ2日目の午前中は、初心者向け「其の零」の撮影を行ったのですが
午後から私も竿を出しました。
初日にあれだけレクチャーしていただいたのに、
出来ないんです。1分半で割ることが。
映像では伝わらないかも知れないんですが、
想像以上に潮は複雑で、一投毎に変わることもありましたし、
手前と沖の潮が違う状況にも悩まされました。
そんな中で、タナを素早くいじって、テンションの状態を
維持したいのですが、その状況でダンゴの割れる時間が
ばらついては、ウキ止めを動かした意味が無くなります。
状況の変化に最短距離でついていかなくてはいけないのに、
ダンゴのせいでその一投が無駄になります。
設定を変えるのに2投・3投かかっていては、この釣り場では
致命傷です。
半日やって、たったの1枚しか釣れませんでした。
チーム・ゼロさんには笑われるかも知れませんが、
私には難しい釣り場でした。
(どこ行ってもそうやろ、という突っ込みがありそうですが)
判っていても出来ない。この差はダンゴの締めにあるのだと思います。
私は正直、まだ其の弐のレベルに達していません。
また、リセットしなければならないのに、反応を出そうとし続けてしまう。
それを続けると釣りが破綻するのが判っているのに、「捨て投」ができない。
これは、私という人間の弱さだと思います。
紀州釣りは人間の強さを要求します。
■紀州釣りを始めて間もない方や初心者の方へ楽な方に動くのが人間です。でも
永易流ではそれは許されません。
愚鈍に「締め」を練習してください。
私なんか6年経ってもまだダンゴひとつ満足に握れないのです。
でも、一所懸命やったら1シーズンで会得できるかも知れません。
其の弐の世界は、その後やってくると考えた方が良いようです。
永易さんは、新潟ロケ終了直後、関西で釣りに行かれてボウズ
だったそうです。曰く、
「新潟で何か、クセがついた」
永易さんですらそうなんです。
■新潟だけがそうなのかクセが強いと言いましたが、それは、関西や沼津で釣りをしている
永易さんや私から見てということです。
地元の方にとってはそれが当たり前なんだと思います。
果たして他のエリアはどうなのか。それはまだ判りません。
今後の
永易さんの動きを見守って行きたいと思っています。
私が行っても判りませんから(笑)
■機材について
カメラはAG-DVC30×2、一台は三脚にFIX、一台は主に手持ちで使用。
もう一台福原さんの足下に、サブカメラ(民生機)をミニ三脚で固定。
風切り音低減のためワイヤレスマイクには小さなウインドジャマー
(風よけ)を装着しました。映像で、2人の胸についている毛皮の玉
のようなもの、あれが風よけを付けたマイクです。
音声は3chのフィールドミキサー(現場で使うのは初めて)でまとめ、
FIXのAG-DVC30へ送りました。
(AG-DVC30 1台とバッテリー類、ワイヤレス1セット、
ウインドジャマーを今回の撮影のために購入しました)
今回、「音声さん」の必要性を強く感じました。
周囲の空気感を拾うための、捨てマイクをミキサーに接続してあった
にも関わらず、ボリュームが絞られていたという失敗もありました。
ディレクターもカメラも音声も自分でやらなくてはならない状況でした
のでいたしかたありません。
ミニクレーンを使いたかったので、車には積んで行ったのですが、
駐車場から釣り場へのアプローチに問題があるために、諦めました。
「AD」にもいて欲しいところです(笑)
DVDの詳細は紀州釣りドットコムへ 予告編動画あり
- 2007/01/02(火) 00:44:11|
- 紀州釣り修行記|
-
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-
コメント:2
こんにちは!以前まけさんから意見を頂戴しましたニーのです☆最近ブログが更新されていないので寂しく思います…
そんな忙しいまけさんに恐れ多くもまた質問させてください。
自分では結構かたく握ったつもりのダンゴでも、アタリが全くないままエサが取られてしまいます。底をウキのトップすれすれまで切ってもウキには何の動きもなくエサはとられています…。
ウキは永易ウキの小を使わせてもらっています。えさ取りにはカワハギやサンバソウがいるみたいなのですが、こういう状況ではまけさんならどういう選択肢を考えますか?
また、以前やっと自分にも大物と巡りあう機会があったのでずが、ギュンギュン潜られてびっくりしてしまい思わずラインを出して根ずれで切れてしまいました。大物がかかった時は、どういう対処をすればいいのでしょうか? 漠然とした質問ですがまけさんを勝手に師匠と仰いでいる自分に手ほどきをお願いいたします。
- 2007/10/22(月) 21:40:32 |
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- ニーノ #-
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すみません。返信遅くなりました。
今年は、数回しか釣りに行っていないので、師匠と呼ばれるのは、気が引けます。
今、「ビジネス」で忙しくしていますが、本来的な意味での「ビジネス」と「釣り」は良く似ています。
高速に小刻みに、トライアンドエラー
↓
これだと思うものが掴めた時に、リソースを投入
トライアンドエラーの際には、モニタリングが重要です。
これって紀州釣りと一緒ですよね。
探索モードでモニタリング。
その間にトライアンドエラーをします。
寄ったと感じて初めて食わせにかかります。
ビジネスも最初から突っ込みすぎると、
立ち直れないくらい大損しますよね。
最初の一投目から釣りにかかると
痛い目にあいます。
このあたりは奥義其の壱のDVDで永易さんが説明されています。
個別のご質問についてですが
ダンゴを固く握ることと、エサ取りのアタリを出すことは別の問題だと思いますが、いかがでしょうか。
エサ取りのアタリを楽しみたいのであれば、別ですが、目的はチヌを釣ることでよね。
基本は、トントンのタナ設定をキープして、状況の変化が判るようにして、チヌが寄るまでうち返し続けることだと思います。
そして、わけが判らなくなったら、またトントンに戻る。
カワハギやサンバソウがチヌが寄った時にどいてくれるかどうかは私には判りません。チヌが寄ったと感じていれば、チヌの口にエサが届くように考えます。
大物ですか・・・
取れない大物は、釣果にはなりませんので、諦めて下さい(笑)
そんなに大きいやつは釣ったことがないので良く判りませんが、竿の弾力を十分に生かすことと、糸はできるだけ出さないことぐらいでしょうか。
間違っても次は取ってやると、むやみに固い竿に変えたりしないことです。
竿の角度等は他の雑誌やサイトなどに任せます。
以上、亀レスすみませんでした。
- 2007/10/24(水) 20:34:50 |
- URL |
- まけ #Oa2f/7z.
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