紀州釣り修行記~黒鯛(チヌ)の伝統釣法「紀州釣り」の修得を目指す男の足跡
黒鯛(チヌ)を狙う「紀州釣り」は、歴史ある釣法だが、今なお進化を続けている。そのひとつ、永易流ハワセ釣りの魅力にとりつかれた「まけ@ダンゴマン」の、七転八倒周囲爆笑の修行記ブログです。

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「ちぬ倶楽部」取材顛末(本番・前編)2005年5月19・20日釣行

5月20日、朝4時30分。沼津駅前のホテルで、フィッシングブレーンの記者H氏を車でピックアップする。雑誌「ちぬ倶楽部」の駿河湾特集の取材である。

「私の釣り」への取材であるが、ボウズ(釣れないこと)の危険性は大である。ただでさえ、ボウスの多い修行中の身、2週間前の釣行もそうだった。
リスク回避のため、仲間を集めた。あいにく平日だったが、ふくさん・かじさん・たーちさんの3人がはせ参じてくれた。
私が釣れなくても、誰かが「沼津のチヌ」の顔を見せられるだろう。
さらに釣行場所を2ヶ所に分散した。

神奈川県のたーちさんは、前日の夜9時から予備場所に入り、場所取りをしてくれた。
東京在住のかじさんは、沼津では数が揃えにくい、サシエサの「ボケ」を、わざわざ千葉県富津まで仕入れに行って、沼津に向かってくれた。その数200匹。ひとり50匹見当である。
沼津のふくさんは、あいにく前日が東京出張だった。
夜、新幹線で戻ってきて、早朝の待ち合わせに備えてくれた。

朝5時、釣り開始。
本命場所には、ふくさん、私。
記者さんは、私の隣にカメラバックとともに陣取る。
気温16度。少し肌寒い。
------------------
午後2時。
早朝から記者に語ってきた講釈も底をついた。
初夏の太陽が照りつける。
間延びした退屈な時間。

釣果といえば、早い時間に、ヘダイを一尾釣ったのみ。
その後は、サシエサがそのまま戻って来る。
そろそろ、余裕が無くなってきた。
日本全国(「ちぬ倶楽部」の配本エリアは広い)に、
下手具合をさらすことになるのか・・・。
あせり始める。

ただでさえ、少し人数が多いかと思っていたところに
また釣り人が入って来た。
昨日のテスト釣行の時には私ひとりだった釣り場に、
私とふくさんを含めて既に4人が入っている。
今度は至近距離に2人。合計6人、全員団子師である。

最初の4人は、お互い影響が少ない距離感を保っていたが、
この人達は違う。もう空いたポイントが無いので、
至近距離に入って集魚材入り団子を作り始めた。
しかも海中に入ったロープの影響で、ポイントはかなり近い

取材中であることを知らせようと記者さんが、
カメラを構えてみたが、伝わらなかった。
事情を説明しようかと思ったが、相手のガタイが大きかった
ので止めた(笑)喧嘩になったらかなわない。

ああ、9時間かけて作ってきたポイントが潰れる。
釣れると思われる「潮まわり」まであと1時間だったのに。
私は天を仰いだ。

後で記者に聞いたところ、やはりその時点でボウズを覚悟したとのこと。

ポイントを移動しようかとも考えた。
しかし、もう午後2時過ぎ。例え移動しても、あとは夕まづめ(夕方暗くなる時間帯)に向けて、場を作り直すことになり、非常にリスキーである。かといって、このままでは、目の前のポイントが潰れていく確率は高い。

考えに考えた末、こういう結論に達した。
「沼津の釣り」の取材なら、いつも通りの現実を取材してもらうのも
「あり」なのではないか。そう考え直した。
これも沼津の釣りの実態である。その場所に根拠が無くても、誰かが釣りをしていたら、不思議と至近距離で釣りを始める。
この厳しさの中でチヌを上げられたら、「かっこいい」じゃないか。

リスクを承知で、自分の団子にアミエビをひと握り加え、
団子材の上半分に混ぜた。集魚力を高めるためである。

今日の団子は、自分としてはかなり集魚力が高い。
さらに集魚力を高めても、エサトリが少ない今の状況ならば、
短時間の釣りは成立するだろう。

しかし、例え黒鯛が釣れたとしても、数を釣ることはできなくなる。
それが集魚の恐ろしさだ。

それでも、今日は釣らねばならぬ。
釣る。とにかく釣る。
隣は釣れまい、しかし共倒れになる前に釣る。
あまりの雰囲気の悪さを察知したのか、記者さんが離れて行った(笑)

後編に続く・・・
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  1. 2005/05/20(金) 23:59:58|
  2. 紀州釣り修行記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4

コメント

気になることが・・・

絶対に使わない某社の某集魚材とありますが、なぜ使わないんですか?文章にそう言う表現があると、某社を批判している様に受け取れるのですが・・・
  1. 2005/06/05(日) 12:09:11 |
  2. URL |
  3. 旅人 #-
  4. [ 編集]

すみません

特に批判するつもりはなかったのですが、
もし、そう受け取られたのだったら、申し訳けありません。表現を修正させていただきます。

理由を申し上げると、製品が特定される恐れがあります
ので、この場では、さしひかえさせていただきます。
ご理解いただきたく、お願い申し上げます。
  1. 2005/06/05(日) 12:25:42 |
  2. URL |
  3. まけ@ダンゴマン #-
  4. [ 編集]

私も紀州釣りをする者として、色んな方の記事やHPを拝見させて頂いていますが、一人一人、メーカー各社、名手と言われる方々、それぞれのこだわりや理論があると思います。HPなどで批判的と取れる表現があるのは、拝見させていただく側としましては残念でなりません。くれぐれも、色んな方が観ているという事を忘れないで下さい。宜しくお願いします。
  1. 2005/06/06(月) 07:06:52 |
  2. URL |
  3. 旅人 #-
  4. [ 編集]

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  1. 2005/06/27(月) 18:58:46 |
  2. |
  3. #
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