紀州釣り修行記~黒鯛(チヌ)の伝統釣法「紀州釣り」の修得を目指す男の足跡
黒鯛(チヌ)を狙う「紀州釣り」は、歴史ある釣法だが、今なお進化を続けている。そのひとつ、永易流ハワセ釣りの魅力にとりつかれた「まけ@ダンゴマン」の、七転八倒周囲爆笑の修行記ブログです。

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紀州釣り遠征修行7月3連戦 三重県答志島の巻

20050716永易さんと2

7月の遠征は、17日のMFG(マルキューファングループ)紀州釣り部
の大会に日程を合わせ7月16日・17日・18日に釣り、前後を移動日とした。

関東から車で移動するかじさんと私を気遣って、永易さんや仲間が、
初日は少しでも関東に近い三重県で釣りをしようと言ってくれた。

17日にはMFGの大会を控え、永易さんも、事務局を務める仲間も多忙
な中、大阪からわざわざ三重まで出向いてくれるという。
またまた、申し訳けなさ炸裂である。

睡眠は車中で2時間
15日の午後8時過ぎに横浜を出立し、集合場所の鳥羽のえさ吉には
午前3時に到着。うとうとする間もなく、永易さん、なおきさん、
てつさんと合流。ボケなどを仕入れて答志島への渡船場所に向かう。

てつさんは仕事の関係で、PHS圏内に居る必要があり、島へ渡るの
は無理とのこと。残念だが、その前の週、同じ場所で30尾近く釣っ
ている強敵が来ないのは喜ばしいことでもある。チヌが減る(笑)

答志島へは、かかり釣りの渡船がついでに渡してくれる。
そう、このエリアではかかり釣りが盛んなのである。途中のカセ
(筏にくくりつけた船)や釣り筏に、次々と釣り人が降りて行く。

やっと我々だけになってから、さらに10分くらいだろうか、
船の入っていない中規模の港の防波堤に直接降ろしてもらう。

先週、この場所で永易さんは41尾
(ぬかすなネットTVでは39になってますが正しくは41だったそうです
=現認てつさん)てつさん27尾を釣っている。
果たして今日は?

今日は永易さんを見ない
今日は渡船の出発が遅れたこともあって、釣り始めは7時ちょっと前。
仕度をして、カメラをセットしたら、永易さんが3投目にヒット。
噂にたがわず、チヌの濃い場所らしい。

その後1時間半、永易さんのアワセの音をBGMに、調査モードの
釣りをする。

今日は、できるだけ永易さんの方を見ない。下手くその私でも、
上手い人の釣りを見たら、なにがしかの情報を得てしまう。
ヒントを得ずに、自分で釣れる設定を探り当てるのが
今日の目標である。

しかし早くも連発でチヌを上げる永易さんが気になって仕方がない。

永易さんの1尾目から1時間半後、やっと1尾目を釣った。
明らかに、パラメーターの一つを変えた瞬間だった。
「これか」
設定のひとつは判った。

釣りのパラメーター
しかし、その後も魚の反応はいまひとつだ。
たまりかねて、永易さんの釣りを見に行く。
そこで、もう一つの要素をゲットした。

初めての場所だが、チヌは居ることは明白。
それが釣れないのは、釣りの多くの要素(パラメーター)が合っていないから
だと思う。そのうち、2つが判明した。

しかし、相手は海と生き物。こちらが設定を固定したら、たちまち
相手が変化する。今判ったパラメーターも、今この時の条件下での
設定である。次の瞬間にはまた、こちらも変化を要求され、
違う要素が必要となるに違いない。

などと考えつつも、永易さんの3分の1程度のペースで、
アタリを拾っていく。
サイズは20センチから40センチ程。
時折そこそこの型が釣れ、楽しませてくれる。
20050716まけ



たった一投で

ところが、12時を回ってから、ぱったりとアタリが途絶えた。
永易さんは相変わらず順調に釣果を伸ばしている。

永易さんが竿を置いて私のところに来てくれた。
「ちょっと釣ってみますわ」
私の釣り座、私の団子、私の道具での模範釣技である。

ウキ止めをちょこっといじった。投げた。
私と少し投点が違う。
20050617永易さんと

ウキにアタリ。合わせてチヌ。
たった1投で、良型を仕留めた。

何が違うか判らずじまい。
竿を手渡され、次の一投は私。

ウキ止めをいじらず、先ほど永易さんが投げたポイントに団子を入れる。

アタリ。同型のチヌ。

「なぜだ?」
先ほどまで、ずっと釣れなかったのに。

「何か、つかめましたか」永易さんから声がかかる。
「・・・・・」何も判っていない。
「永易さんの設定をいじらないことです(笑)」
苦しい返答をする。

確かに潮が下がって、魚の居場所は変わっていたと思うが、
アタリの見方も私とは違う。
しかも、これは今の状況限定の設定だ。


「暗黙知」は言語化できるか
「なぜ1投で、その場の状況に合わせられるのか」
聞いてみた。

「あっちで釣りしてて、設定はある程度判っている」
それはそうだが・・・。
「あまり考えないで(ウキ止めを)動かしている」
「長年のアレかもしれません」

まさにこれが「暗黙知」なのか。
しかし、コレを私自身が理解し、皆さんにお伝えするには、
言語化するしか方法はない。
ただ、言語化の過程で、実は一番重要なことが抜け落ちる
危険性も感じる。

今日は特に、五感と違う何かを永易さんの釣りに見た気がする。
言葉にならない何か。釣りを突き詰めると、そこに到達するの
かもしれない。

「釣り力」
永易さん27尾、私8尾。トリプルスコア以上の差である。
しかし、これが私の力量。
永易さん釣果
20050716永易さん釣果


私の釣果(永易さんの模範釣技の1枚含む)
20050716釣果



例えば、大会というシチュエーションで、永易さんが3枚釣るとする。
(実際一昨年のマルキューカップでは模範釣技で3枚釣られていた)
計算上、私は1枚釣れないのである。

永易さんが3枚釣る時、必ず私も1枚釣れれば、大会でも
1枚釣れるはずである。

「釣り力」という単位があったとする。永易さんを「3」と
すれば私は「0.88」。

実際の釣りの力はもっと離れていると思う。

大会という特殊な状況下では、このくらい圧縮されると仮定して
の話だが、私の「釣り力」が1に達しない限り、大会での釣果は
出ないだろう。

あと0.12は、理屈と経験でも埋められるような気がする。

しかし、その先は未知の世界である。
今回感じた、「あの辺」(としか表現しようが無い)
の感覚は、忘れないようにしたいと思う。
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  1. 2005/07/16(土) 23:44:08|
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