紀州釣り修行記~黒鯛(チヌ)の伝統釣法「紀州釣り」の修得を目指す男の足跡
黒鯛(チヌ)を狙う「紀州釣り」は、歴史ある釣法だが、今なお進化を続けている。そのひとつ、永易流ハワセ釣りの魅力にとりつかれた「まけ@ダンゴマン」の、七転八倒周囲爆笑の修行記ブログです。

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快釣!沼津で紀州釣り修行 2005年8月6日釣行

20050806釣果

沼津へ行く理由
ここのところ遠征が多く、ホームグラウンドの静岡県沼津にはご無沙汰して
しまった。「ちぬ倶楽部」の「全国チヌ釣りホットエリア」の静岡を
担当することになったこともあり、状況の把握も欠かせないという
事情もある。

結果的には、ここ3週連続して沼津に行っている。
先々週は、沼津到着は午後3時。様子見のみ。
竿を出そうと思ったところで、取材中?の遠矢さん一行に出会い、
遠矢塾の方やマルキューさんとだべって終わった。

釣り座選択の誤り
先週は午後1時ごろから、某所で竿を出すが、ボウズ。
一回だけ、フグアタリの間の違う種類のアタリ。
少し重く、押さえる動きに反応してみたら、ビンゴ!
ドーンと走リ出した魚を竿でタメる。
海底が左右方向にきつい斜面のため、仕掛けが底に触れていたのか、
ズリズリっという感触で、ハリスの真ん中から切られて、ジエンド。

上げてないので、なんとも言えないが、ボラかアイゴかグレか
はたまたチヌだったのか。
次の、「100%フグ」の向こうアワセでも同じ状況になったので、
やはり底がフラットな所を選ぶべきだろうと自分で納得。
(だったらもう少し早起きしろよ)

数十m離れたところで、常連さんとおぼしき方が、目測40㎝台
後半のチヌを上げる。その日の本命釣果は、私が見た範囲内では
それ1枚のみ。

寝坊して場所に入れない
8月6日、マルキューさん、遠矢塾大島さん、ふくさんが釣りを
するというので、私も参加を表明。集合は4時30分。
前の晩、仕事を終えたのが1時を回っていたので、
「かにしてください(堪忍してくださいの沼津弁=ごめんなさい)」
とつぶやきながら、横浜を出たのがその4時30分。

横浜市金沢区のつりえさの立野でみんなの分のボケを
買っていこうと思って遠回りしたら、品切れ。
いきなりテンションがたオチ。

祈るような気持で高速を飛ばし、なんとか沼津市内で
30匹を確保。これじゃあ、自分の分だけだなあ。
おまけで弱ったボケを15匹もらう。

指定場所に着いたら、案の定、キャパ3人の場所に
5人並んでいる。ここで竿を出すのを諦め、
おまけでもらった弱ったボケを皆に配って、放浪の旅に出る。

夏休みさなかの、土曜日である。どこの釣り場も満杯かと
思ったら、意外にそうでもない。観光客や他地域の釣り人が
多いのだろう。有名場所や、道路から直接見えるところは混
んでいるが、いつもは地元常連が入るような小場所が空いている。

一転、リベンジ釣行に
これは、「行けるかも」。車をUターンさせ、先週の場所に。
やはり空いていた。常連さんが本命を上げていた所は
カゴ釣りの人が入っていたが、その隣りは空いていた。
仕度をしているうちにカゴ釣りの人が移動したので、
これはしめた、と本命場所を確保。

団子を投げてみると、先週の場所より深い。底は、根や起伏はあるものの
左右方向には平坦。目の前の団子が届く距離に、イケスがある。
そのキワぎりぎりに投げると、また一段深くなっている。
想像だが、イケスの下はどん深の湾内に続く斜面で
その始まりが、イケスのキワなのではないだろうか。
深いところで水深は竿1本半ほど。

20050806釣座

ご覧のように、イケスを固定するロープとロープの間で釣る形になる。
ロープの間隔は広いところで10mくらい。
つまり10mウキが流れる間に勝負しなければならない。
潮が動かなければ楽勝だが、案の定、潮は早い。
これで団子を早く割ったりすれば、自爆は目に見えている。

潮は全層が流れ、左右にコロコロ方向が変わる。
団子が割れるまでの「間」をどう作りだすか、頭が痛いところだ。

今回は、ラインシステムの紀州釣り用の道糸を使った。
フロートの2号(緑色)。視認性は非常に良い。
フロートと言っても、水面直下数センチをドリフトする感じだ。
完全に浮いている訳ではないので、風に持って行かれるようなことは
ないようだ。サスペンドもそうだが、水切れがいい。
今日のように道糸の修正の必要がある時にはこのフロート
タイプで正解だと思った。

ただし、潮の濃さなどで条件が変わると使い心地も変わると
思うので、もう少し使い込んでみたい。

調査モード
8時頃から始めて、2時間ぐらい、投点や、ウキを置く位置に
苦労しながら、「調査モード」で釣りをする。
団子は、紀州マッハ攻め深場+海水、細引きサナギ少々
ほとんどいわゆる「素ヌカ」状態。
ここのところの遠征で、団子の締めについての指摘を
多く受けているので、水分量に気をつけてしっかり締める。
目標は「しっかり締めた、キレのええ団子」

最近、きちんと締めた団子を投げなければ、自分で自分の釣り場
をつぶしてしまうような気がしている。逆に、1日中しっかり締める
ことができていれば、夕マズメに期待が持てるはずだ。

オキアミは一瞬にして盗られ、コーンは残る。
できればボケを中心にサシエサのローテーションをしたいところだが、
小さなボケが30匹しかない。

ちょっと集魚を上げて、コーンが盗られる状況にしようかと
団子材の一部にアミエビをほんの少し混ぜ込んでみたが、
騒がしくなるだけで、どうも思うような感じにならない。
ヒロキューの磯エビも使ってみたが、今日はいまひとつ反応が
良くないようだ。
結局、集魚を元に戻し、オキアミで我慢しての釣りとなった。

あまりの暑さに
釣り始めて6時間。あまりの暑さにクラクラしてきた。
風があまり吹かないので、長袖のポロシャツは汗でびしょびしょ。
ズボンの腰のあたりも濡れて色が変わっている。

ビデオカメラをセットしておいたが、スイッチが入らない。
どうやら熱でイカれたようだ。

午後になって、潮がとてつもない速さになってきた。
川のように流れるので、団子を入れない方がよいと
思い、飯を食ったり、うとうとしたりして時間を潰した。

もう、帰ろうかな、ちょっと思った時だった。
エサトリの活性が上がったような感じがした。
ウキを注視していると、団子に触るやつも出てきたようだ。

集中力が回復してきた。その時、永易ウキがゆっくり沈んだ。
本命を確信して合わせる。かなりの引きである。
ロープへ走るのを竿を頭の上に上げて強引すると、
なんとアイゴ、30センチくらいある。力が強いわけだ。

常連さん登場
ハリスを切ってハリを結びなおした次の一投も、
何か「雰囲気」が続いている。
よし、いいぞ。

すると、ちょっと離れた場所に、ディレクターズチェアを
運ぶ人の姿が。あ、先週の常連さんだ。
さすがに、ほぼ毎日通い詰めているだけのことはある。
丁度雰囲気が出る潮回りで、出かけてきているのだろう。

場所を占拠してしまって、申し訳けない気もしたが、
こればっかりは仕方がない。釣りに集中する。

珍しくオキアミが帰ってきた。これは?と思い
矢引き弱程ウキ下を伸ばしてやる。ボケを付けた次の一投。
変化なし・・・と思ったら、魚が付いていた。
20センチ程のチンチンだが、本命は本命。
ボウズ回避にホッとするが、アタリが出ないのは気に入らん。

「釣れましたね」
常連さんが声をかけてきた。
「先週ここで大きいのを釣ってましたね」
と応じる。
「昨日も52を頭に3枚よ」

「隣入っていいかな」
ものすごく至近距離なので、うへーっと思ったが、断る理由もない。
幸い、二人の間には一本のロープがあり、
お互いウキは流せない。但し互いの団子の投点の間隔は10m無いくらい。

こうしている間も潮が滔滔と流れ出している。
団子を入れるのを躊躇していると
「ここはねえ、潮が速い時間は釣りにならないよ、
ゆっくりやったらいいよ」
なるほど、おじさん、仕度もゆっくりだ。
「あそこに見える岩、あれが隠れるくらいの水位になると
流れが緩やかになるはずだよ」
さすが、常連さん、良く知っている。

しばらく様子を見ながら、潮が緩んだタイミングを見計らって、
団子を入れる。

常連さんは立ちウキで底トントンとお見受けした。
ヌカベースの団子で、混ぜ物は不明。
団子はでかいが、それほどきつい匂いはしていなかった。
もぞっとしたウキの動きにアワセを入れている。
何か見分け方があるのだろうか、あまりアワセは頻繁では
ない。
団子の割れは早いが、手返しがそれ程多くないので、
ゆったりした感じの釣りである。

釣りスタイルは異なるが、同じ団子で黒鯛を狙う者同士、
なんとなく通い合うものを感じた。

ところが、1時間くらいすると、おじさんが
「釣りにならん」と釣座を移動した。
潮が速いのと、私の所よりオジサンの前の方が
ロープの間隔が狭いので、アタリを待つ時間が作れないようである。
申し訳けない気もしたが、私も譲れない。

時合到来
「昨日の食い始めは3時半」
おじさんから聞いていたので、今日は1時間押して、4時半が
時合となるだろう。

ずっと雰囲気は出なかったが、途中、ボラがやってきたようなので、
ネバい団子を数投打って遊んでみたりしながら、時間をつぶした。

3時半過ぎから徐々に集中力を高めていく。
しばらくして、何となく「あ、来てる」と思った。
なぜか判らない、何を持って判断したのかは、思い出せない。
(最近、自分ではこの感覚を重視しているのだが)
とはいえ、確信がないので、サシエサはオキアミのまま。

しばらくするとアタリが出始めた。
どうも食いにくそうなので、矢引き半分ほどタナを深くする。

次の一投、もそ、もそ、とアタリが出る。
いいぞ、「縁が切れない」でアタリが続く。
「行け、食い込め」
もうすぐ、ウキがロープに当る、というところで、
ウキがグーンと沈んだのでアワセ。

先ほどのアイゴで魚の動きは予測できたので、
左右へ走らせずにゲット。
おー、そこそこの大きさだ。
(メジャー忘れて検寸できず、写真の永易ウキから判断して
38センチくらい?)
「来ました」隣りの常連さんに報告したが、返事なし。

次もいただきだ。さらに矢引き半分程ハワセて、
ボケをつけてしっかり握る。
で、投げたら指にハリスがからんで、手前に落ちた。
次はロープに命中。

なにしとんねん。

3投目にやっとまともに仕掛けが入り、
綺麗なあたりで20センチを追加。

アドバイス
常連さんは片付けを始めてしまった。
道具を仕舞って、こちらにこられたので
「なんか、邪魔しちゃってすみません」
と一応謝っといた。

すると、「深い所の方がサイズがデカイ」
とアドバイスしてくれた。
もちろん、私も2匹は深い所で釣っている。

しかし、この言葉で確信をもって、イケスぎりぎりに
団子を入れる決心がついた。
イケスに当てる危険があるので、勇気がいるが、
慣れるとサミングして多少コントロールできることが判った。

確信を持ってタナを深く設定したら、しばらくして、アタリなく
30センチ位のグレ。ハリスがざらざらになった。

薄暗くなってきたので、アミエビを少し追加し、
ハリスをラインシステム磯ハリスの1.2号から1.5号に上げ、
「年無し」に備える(笑)

少し詰めたら、ひったくるようなアタリで30センチの本命。

これからやで~
爆釣を確信した途端、ゴンズイ・ゴンズイ・ゴンズイ。
しまった、アミエビ行き過ぎたか。
時既に遅し。道糸が見えなくなっていることもあり、
納竿とした。

ちなみにふくさんたちは、5人で7枚。
(竿頭:ふくさん4枚)


◆今年の沼津は好調か?◆
いろいろな人の話を聞いたりすると、なかなか調子が良いとも言えるのだが、
少し気になるところもある。

①この時期はコーン中心でサシエサをローテーションすることが
多かったが、今年はなぜかオキアミでも釣りになっている。

②ボラがいない。いてもしつこくない。
場所によるのかも知れないが、こんなにボラが大人しい沼津は、
拍子抜けである。

単なる自然の変化なのか、何か海に異変が起きているのか、
良く判らない。
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  1. 2005/08/06(土) 16:23:36|
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